頭皮のかゆみ対策

頭がかゆいと集中力がなくなり、何をするにも気になってしかたがないものです。そして、頭のかゆみは多くの人が抱える悩みでもあります。かゆいからかく、かくともっとかゆくなる、という負のスパイラルに陥らないためにも、早めに対策を取りたいものですよね。頭のかゆみを改善するには、その原因を見つけること、それにあった対策が重要です。そこで、ここでは頭皮のかゆみの原因と、その対策についていくつか紹介していきます。生活習慣の改善のように、長期的に根本から頭皮の状態を改善していく方法や、外的要因を取り除くなどすぐにでも実践できるものもあるので、頭のかゆみに悩まされている人は、ぜひ試してみてください。

頭皮の乾燥に要注意!

頭のかゆみの原因として第1に考えられるのが、頭皮の乾燥です。もし、かゆみが頭全体にある場合、頭皮の乾燥が原因となっていることが多いでしょう。頭皮の乾燥により頭をかいてしまうと、頭皮を傷つけバリア機能が弱まることになり、さらにかゆみが増すという悪循環に陥ってしまいます。こんな悪循環を防ぐためにも、頭皮の乾燥を防ぐことは重要です。頭皮の乾燥の原因として考えられるのは、温度差やシャンプーの方法、紫外線、ブラッシングのやり過ぎなどが考えられます。 頭皮も皮膚の1部なので、適度なうるおいを保つことで正常なターンオーバーにより常に新しい肌に生まれ変わります。では、頭皮を乾燥させないためには、どんなことに注意すれば良いのでしょうか?

ローションやオイルで外から保湿しよう

頭皮の乾燥を防ぐ方法のひとつとして、ローションやオイルで加湿し、失われた水分や油分を外から補給することができます。ローションやオイルは、市販されている頭皮専用のものもありますが、顔用の化粧水や乳液などを利用することもできます。シャンプーで毛穴の汚れを洗い流し、頭皮に潤いが残っているうちにローションを揉み込むようにしてマッサージすると、より保湿効果を得ることができます。保湿したあとはオイルで蓋をして、水分の蒸発を抑えます。オイルも専用のものがありますが、髪の健康のためにも古くから利用されている椿オイルや、オリーブオイルなどを使用しても良いでしょう。これらのオイルは皮脂と混ざりやすいため、肌に優しく、頭皮の水分を保護してくれます。

血行を促進して頭皮のターンオーバーを正常にしよう

頭皮のかゆみを防ぐためには、血行を良くすることも大切です。 血行が良くなると、ターンオーバーにより頭皮を若々しく保つことができ、頭皮や髪に必要な栄養も行き届くため、頭皮のかゆみの改善につながります。頭皮の血行を促進する方法としては、マッサージ、食事によるビタミンEの補給、適度な運動などが効果的です。マッサージは、物理的に頭皮を動かすことにより刺激を与え、血行を促進します。ビタミンEは毛細血管を広げ、血行を改善します。また、ウォーキングなどの有酸素運動は血行を促進するだけでなく、新陳代謝を上げ、ホルモンバランスを整えるなど、頭皮のケアに多くのメリットをもたらします。血行を良くすることは頭皮のかゆみに内側から働きかけることになるので、頭皮のかゆみを根本的に解決していく手助けとなるでしょう。

夏でも注意が必要!?加湿器を利用して頭皮の乾燥を防ごう

頭皮の乾燥を防ぐためには、加湿器を利用するのもひとつの手です。加湿器というと、暖房で乾燥した室内で使うイメージが強いですが、実は、夏の冷房の効いた室内も、驚くほど乾燥していることがあります。実際、頭皮に優しい湿度は60〜65%といわれていますが、1日中冷房をつけていると、室内の湿度は20%以下にまで下がってしまうこともあるのです。しかも、冷暖房をつけた室内と外気の温度差は、皮脂を硬くして角質層のバリア機能を低下させる原因にもなります。ですから、冷暖房を使う夏や冬は、意識して加湿器を利用すると良いでしょう。自分の家ではもちろんのこと、USBを使ったコンパクトな加湿器も市販されているので、オフィスなどでもパソコンにつなげて手軽に利用することができます。

頭皮のうける紫外線は顔よりも多い!?日焼け対策で頭皮の炎症を防ごう

頭皮の日焼けは、皮膚の炎症を招くだけでなく、乾燥やバリア機能を低下させてかゆみが生じてしまうので注意が必要です。しかも、髪の分け目などは直接太陽にさらされているので、顔よりも多くの紫外線を浴びているといいます。頭皮の日焼けを避けるためには、帽子や日傘を利用したり、頭皮専用の日焼け止めを利用したりすると良いでしょう。帽子や日傘は、白よりは黒や紺色のものの方が紫外線をより効果的に遮ってくれます。日焼け止めは、クリーム、ローション、スプレータイプなどがあります。種類によっては、肌に合わずかゆみが増してしまう原因にもなることもあるので、最初から頭全体に使用せずに、はじめは頭皮の1部だけ塗ってみるなどして試してみましょう。使用後は、シャンプーでしっかりと日焼け止めを洗い流すことも大切です。また、実際に日焼けしてしまった場合には、炎症によるかゆみや痛みが生じることがあるので、腕や顔などと同じようにアイシングをして炎症を抑えるとともに、ローションなどで保湿をしましょう。

頭皮もストレスを感じている!?頭皮ストレスを解消するには

頭皮のストレスが原因で、かゆみが生じることもあります。頭皮ストレスとは、ストレスにより皮脂の分泌が増えている状態で、それによってフケやかゆみをともなうことがあります。ストレスを引き起こす要因としては、大きく分けてシャンプーやヘアケア用品が合わないなどの外的要因と、精神的、肉体的ストレスなどの内的要因があります。外的要因は、例えばシャンプーなどを体質に合ったものに変えたり、シャンプーやマッサージの方法を変えたりするだけで、比較的早く改善されることが多いです。しかし、内的要因によるストレスは自律神経の乱れをも引き起こし、頭皮の正常なターンオーバーをも乱してしまうことがあるので、改善に時間がかかってしまう場合もあるので要注意です。

シャンプーで毛穴を開いて余分な皮脂を取り除こう

頭皮ストレスからくる過剰な皮脂の分泌の対策としては、シャンプーで毛穴を開くと良いでしょう。毛穴を開くことによって、頭皮に十分な酸素と栄養を送ることができ、過剰な皮脂の分泌の改善に役立ちます。しかし、洗浄力の高いシャンプーのなかには、それ自体が頭皮にとってのストレスになってしまうものもあるので注意が必要です。すでに頭皮にストレスを感じている状態ならば、ベタイン系やアミノ酸系の刺激の少ないシャンプーがおすすめです。また、シャンプーのやり過ぎや、シャンプー時のお湯の温度にも注意が必要です。シャンプーの回数が多過ぎたり、お湯の温度が高すぎたりすると必要な皮脂も洗い流してしまい、その過剰反応として頭皮が余計に皮脂を分泌してしまう可能性もあるので注意しましょう。

爽快!頭皮マッサージでストレスを軽減しよう

頭皮マッサージは手軽に行えるうえに、血流を改善したり、ストレスを軽減したりすることができます。マッサージは、頭皮が乾いた状態で行います。椿オイルやオリーブオイル、ホホバオイルを頭皮になじませ、擦らずに、頭皮を動かすようにしてマッサージを行います。力を入れ過ぎないこと、また、頭皮に爪を立てて傷つけないように注意しましょう。両手で頭を包み込んで圧迫し、5秒くらいしたらゆっくりと時間をかけて手を離し、場所を変えて圧迫する、圧迫法というマッサージもあります。頭皮マッサージは自分でやっても気持ちがいいものですが、たまにはヘッドスパなどを利用して、さらにリラックス効果の高いマッサージを取り入れてみるのも良いかもしれませんね。

質の良い睡眠でストレスを減らそう

質の良い睡眠はすべての基本ともいえるもので、頭皮の健康にとっても例外ではありません。睡眠をしっかりとることによって、自律神経が安定してストレスが軽減されたり、成長ホルモンの分泌によって頭皮のターンオーバーが改善されたりと、頭皮を健康な状態に導くことができます。特に、睡眠のゴールデンタイムとも呼ばれる夜10時から翌朝2時までの間に睡眠をとることで、ホルモンバランスが整い、ストレスも軽減されるといわれています。また、頭皮の細胞がもっとも活性化する時間帯でもあるので、頭皮が健康に生まれ変わることができます。そうすることで、頭皮を若々しく柔らかい状態に保ち、皮脂の分泌が正常化されることで、かゆみを軽減することができるでしょう。

食生活を改善して頭皮に栄養を補給しよう

頭皮のかゆみを抑えるには、栄養のある食事をとることも重要です。では、頭皮に良いとされている食品には、どんなものがあるのでしょうか?皮膚の代謝を促進すると同時に、余分な皮脂の分泌を抑えるものとしてはビタミンB2、B6が良いとされています。これらを多く含む食品としては、レバーや大豆、乳製品、魚、豚肉、鶏肉などが挙げられます。レバーや緑黄色野菜に含まれるビタミンAも、細胞分裂を促進させ、頭皮を健康に保つために役立ちます。ほかにも、血管を丈夫にし、コラーゲンの生成を促すビタミンCや、血行を促進させるビタミンEなど、ビタミンを多く含む食品は頭皮の状態を改善するのに役立つものが多くあるので、積極的に食事に取り入れることでストレスを軽減していきましょう。

市販の薬を利用してみよう

頭皮のかゆみの症状に悩む人は少なくないため、市販の薬も多く販売されています。薬の成分としては、保湿効果や栄養効果のほかに、かゆみを抑えるために清涼感のある成分を配合しているものもあります。清涼感のあるものは一時的にかゆみを抑え、かきむしって症状を悪化させることを避けることができますが、かゆみの根本的な原因は、頭皮の乾燥や皮脂の過剰分泌によるものである場合が多いので、これらを改善させる成分が含まれているものを選ぶと良いでしょう。ほかにも、頭皮のかゆみに効果のある美容成分が含まれているものや、育毛成分が含まれているものなど、実にたくさんの市販薬があります。どれを買えば良いか迷ったときには、薬剤師に相談してみたりネットの口コミなどを参考にしたりして、選んでみてはいかがでしょうか。また、薬品ではありませんが、頭皮のかゆみを抑える薬用成分が含まれるシャンプーなども市販されているので、試してみる価値があるでしょう。

どうしてもかゆみが治らなかったら?医師の診断を受けよう

頭皮のかゆみの原因は、乾燥や皮脂の過剰分泌によるものが多いですが、その原因が皮膚炎や「しらくも」と呼ばれる頭皮の水虫であることもあります。また、知らないうちにシラミをうつされていたなどということもあるので、食事や睡眠、運動などの生活習慣や、シャンプーや紫外線などといった外的環境を変えてみてもかゆみがおさまらない場合には、皮膚科を受診してみることをおすすめします。皮膚科では、顕微鏡を使ってシラミや白癬菌などの感染症がないかなどを調べ、適切な薬も処方してもらえます。ほかにかゆみの原因として多いのは、脂漏性湿疹で、カサカサとしたフケがたくさん出て、額や小鼻などの皮膚もカサカサした状態になります。また、かぶれやニキビのような赤いぶつぶつができた場合なども、一度皮膚科を受診してみると良いでしょう。原因がわからないまま自己流の対策を続けてしまうことで、症状が悪化してしまうこともありますから注意が必要です。

髪の健康は頭皮の健康から!ヘアケアをしよう

頭皮にかゆみがあるときには、髪の状態も悪化している場合があります。そもそも、髪は頭皮にある毛根から生えるものですから、頭皮の状態が悪いと髪質にも影響が及んでしまうことが少なくありません。ですから、ヘアケアを行うことにより、頭皮の状態も改善する場合があります。ヘアケアというと、シャンプーを使った洗髪やトリートメントによる栄養補給、睡眠や食事といった内面の要素、マッサージなどが挙げられます。これらを上手に行うことで髪質が改善してくると、毛根のある頭皮の状態が改善することにもつながります。なかでも、かゆみの原因の2大要素ともいえる、乾燥と過剰な皮脂の分泌は、シャンプーが原因であることが少なくないということを覚えておきましょう。日本人は清潔好きで知られていますが、シャンプーのし過ぎや洗浄力が高過ぎて頭皮に余計な刺激を与えてしまうシャンプーが原因の場合が少なからずみられるため、自分にあったシャンプーを見つけることが重要といえるでしょう。

原因の特定とその対策が頭皮のかゆみを改善する!

このように、頭皮のかゆみには実にさまざまな要因があります。かゆみを改善するには、まずは原因を特定することが大切です。多くの場合、その原因は頭皮の乾燥や皮脂の過剰分泌、皮膚の炎症などですが、これらが何によって引き起こされているのかを見極めて対策をとることが、かゆみ改善への近道です。これら根本となる原因には、シャンプー、空気の乾燥、紫外線などの外的要因が関与している場合や、食生活や運動、睡眠からくるホルモンの乱れ、血流の滞りといった内的要因もあります。外的要因に変化を加えることは比較的簡単にできますが、それでもかゆみがおさまらない場合には、生活習慣などを原因とした内的要因を長期的に見直すことも必要になります。それでも改善が見られない場合には、医師に相談してみることも大切です。頭皮のかゆみは命に関わる問題ではありませんが、かゆみによる集中力の欠如は、生活上のさまざまな面で問題を生じさせる可能性があります。できるだけ早く治して、快適な毎日を過ごしたいものですね。

フケ・かゆみに効くおすすめの薬用シャンプー

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ニゾラールシャンプー2%
ニゾラールシャンプー2% 有効成分のケトコナゾールが、雑菌を抑制・殺菌し、フケ、カユミ、脂漏性皮膚炎に効果があります。フケ・かゆみ対策のほか、男性型脱毛症の原因とされる男性ホルモンを抑制する働きもあります。
デノンシャンプー
デノンシャンプー 有効成分のケトコナゾールは、脂漏性皮膚炎をおさえる効果があり、強い痒、フケ、赤い湿疹にも有効です。ジェネリック医薬品のため、従来のケトコナゾール配合の商品より安価に購入することができます。

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