頭皮のかゆみとシャンプーなどのヘアケア

頭皮のかゆみで悩んでいる人は意外と多いものです。しかも、毎日ちゃんとシャンプーをして清潔さを保っているのにもかかわらず、頭のかゆみが治まらないのです。そういう場合、多くの人は何かの病気なのではないかと考えるでしょう。例えば、アトピー性皮膚炎や頭シラミなどです。もちろん、本当に病気だったという場合もありますが、特に病気になった様子もないのにかゆみが続くというケースも少なくありません。例えば、シャンプー自体に原因があるケースです。その際、かゆみを改善するつもりで入念にシャンプーを行うと、よりかゆみが増すという悪循環に陥ってしまいます。そこで、シャンプーを使用して頭がかゆくなる仕組みとその対策について説明をしていきます。

シャンプーを使って頭がかゆくなるのは洗浄力の高さが原因

頭のかゆみにはいくつかの原因がありますが、そのひとつが頭皮に残っている過剰な皮脂です。シャンプーをしても洗い方が悪くて皮脂が十分に洗い流せていないと、そこに雑菌が繁殖して炎症となり、かゆみを引き起こします。しかし、シャンプーの洗浄力が高く、皮脂を洗い流しすぎてもかゆみは発生するのです。皮脂はもともと頭皮を乾燥から守る役割を担っています。それなのに、皮脂が全くなくなってしまっては頭皮の水分が失われ、外部の刺激に対して無防備になってしまいます。それゆえに、ちょっとした刺激でもそれがかゆみとなって現れるわけです。乾燥肌になると、体がかゆくなるのと同じ理屈です。また、皮脂がなくなると、頭皮は防衛反応として過剰に皮脂を生産しようとします。皮脂を除去しているつもりが、皮脂を増やす結果となってかゆみにつながる場合もあります。さらに、かゆみの原因として考えられるのが、頭皮の傷です。頭皮はで非常にデリケートにできており、簡単に傷ついてしまいます。シャンプーの種類が自分の頭皮にあっていなかったり、洗い方が悪かったりすると出血しない程度の小さな傷が無数にできます。そうすると、そこに雑菌が繁殖し、炎症を起こしてかゆみを招いてしまうのです。このように、シャンプーはただ行えばよいというものではありません。頭がかゆくならないシャンプーを選び、洗い方にも気をつける必要があるのです。

頭がかゆい時にシャンプーを選ぶ際の3大ポイント

特に病気でもないのに日頃から頭のかゆみが気になる場合は、シャンプーが合ってない可能性があります。シャンプーを選ぶ際のポイントは大きくわけて3つです。1つ目は、洗浄力です。皮脂は溜まり過ぎても除去しすぎてもかゆみの原因となるので、ほどほどの洗浄力が求められます。2つ目は、頭皮に対する刺激の強さです。髪に優しいことを謳い文句にしているシャンプーは数多くありますが、いくら髪に優しくても頭皮には刺激が強すぎるという場合もあるので注意が必要です。3つ目は、薬用かどうかも大事なポイントとなります。薬用と書かれたシャンプーは頭皮に対して有益な効果があるため、うまく利用すればかゆみ改善が期待できます。これらを念頭に置いた上でシャンプーの具体的な選び方について説明をします。

 頭がかゆい人にはアミノ酸系シャンプーがおすすめ

市販されているシャンプーの中で代表的なものと言えば、アルコール系、石鹸系、アミノ酸系の3種類があります。このうち、もっともよく出回っているのがアルコール系のシャンプーです。比較的安価で、よく泡立って洗浄力も高いからです。しかし、その洗浄力の高さがかゆみの原因になる可能性があり、しかも、頭皮への刺激が強いという難点があります。それに比べて、石鹸系は刺激が弱めなのはよいのですが、洗浄力が高くて皮脂を取りすぎる傾向があります。そこで、頭のかゆみに悩んでいる人には、アミノ酸系のシャンプーがおすすめです。低刺激で肌に優しく、洗浄力も弱めなので皮脂をほどよく残してくれます。また、洗浄力の高いシャンプーはよくすすがないと皮膚に残りやすく、毛穴をふさいでしまいがちです。そのような点からも、シャンプーの洗浄力は弱めの方が頭皮にとってはよいと言えるでしょう。

頭皮にトラブルを抱えている人は低負担のノンシリコンシャンプーがおすすめ

シャンプーは主成分による種類分けの他に、シリコンシャンプーとノンシリコンシャンプーとに分けることも可能です。シリコンシャンプーとは化学合成物質のシリコーンが配合されているシャンプーのことで、これを使用すると髪がシリコーンの膜で覆われ、仕上がりがよくなります。逆に、ノンシリコンシャンプーとはシリコーンの配合されていないシャンプーです。このシャンプーを使用すると髪がごわごわして仕上がりがよくないので、多くのシャンプーにはシリコーンが配合されているわけです。シリコーン自体は食品にも使用されている物質であり、危険はありません。しかし、シリコーンが頭に大量に残っていると頭皮にとっては負担となってしまいます。しっかり洗い流せば問題はないのですが、頭皮にトラブルを抱えている人はノンシリコンシャンプーを使用した方が無難でしょう。『ノンシリコンシャンプーだと頭がごわごわするのでは?』と思うかもしれませんが、その主な原因はシャンプーの洗浄力が高すぎて髪のうるおいも洗い流してしまうためです。洗浄力の弱いアミノ酸系のシャンプーならノンシリコンでもその心配は少ないと言えます。

かゆみの抑制効果が期待できる薬用シャンプー

かゆみを直接抑制する効果が期待できるのは、薬用と書かれたシャンプーです。薬用といってもいろいろな成分があります。例えば、代表的なジンクピリチオンや二酸化セレンの成分には抗菌作用があり、かゆみや炎症を抑えるのに効果的です。ただし、薬用シャンプーを用いればただちにかゆみが治まるのかと言えば、そういうわけではありません。薬用シャンプーは医薬部外品に指定されており、副作用の心配がほとんどない代わりに、作用も緩やかなのが特徴です。あくまでも症状を緩和させるのが主目的であり、根本治療を目指しているものではないという事実を覚えておいてください。したがって、頭がかゆい時は薬用シャンプーで症状の緩和を目指しつつ、他の方法も並行して試みてみるのがベストだと言えるでしょう。

かゆみを抑えるには洗髪の方法も重要

いくら良いシャンプーを使用していても、洗い方が適当ではその効果も半減してしまいます。シャンプーの効果を最大限に引き出すためには、正しい洗い方をマスターする必要があるのです。その際、重要なのはいかに頭皮に負担をかけないかです。乱暴に洗うと頭皮にダメージを与えて炎症してしまい、かゆみを招いてしまいます。具体的には、『熱いお湯を使わない』『シャンプーを直接頭皮につけない』『爪を立てて頭皮を洗わない』という点が重要なポイントです。それぞれ詳しく見ていきましょう。

髪を洗う際に重要なお湯の温度設定

髪を洗う際に熱いお湯は厳禁です。温度の高いお湯を頭皮にかけ続けると、肌を守ってくれている保湿成分を含む皮脂がお湯に溶けてしまうからです。そうなると、頭皮は乾燥してしまい、かゆみの原因となってしまいます。しかも、すでに頭皮が乾燥している場合、40度以上のお湯はそれ自体が刺激となってさらにかゆみが増すという悪循環に陥りかねません。だからといって、ぬるすぎるお湯だと体が冷えて冬場には風邪をひいてしまう心配がありますし、30度以下の水では通常の皮脂が溶けないので十分な洗髪ができなくなってしまいます。それらの点を総合的に考えると、髪を洗う際の適温は38度前後といったところでしょう。ただ、夏場ならこれより少し低めの温度でもよいかもしれません。日頃からなるべくこの温度を守って髪を洗うように心がけてください。

頭皮の負担を減らすために必要なシャンプーの泡立て

シャンプーをする際に原液を直接頭皮につける人がいますが、これはトラブルの元です。原液はすすいでも落ちにくく、すすぎ残しが起こりやすいからです。特に、原液が毛穴に入り込むと容易には取り除けず、そこにとどまり続けて炎症の原因となります。これを防ぐにはシャンプーをお湯と混ぜ、十分泡立てる必要があります。中途半端に混ぜるのでなく、シャンプー全体が完全に泡になるまで混ぜるのです。そして、毛穴を包み込むようにして洗ってください。原液は毛穴に入り込んでトラブルを引き起こしますが、泡であれば、その力によって毛穴の汚れを取り除いてくれます。あとはお湯ですすげば、泡は比較的簡単に洗い流すことができます。

頭皮は指の腹で優しく洗うのが基本

汚れをしっかりと落とそうとするあまり、爪を立てて洗うのはNGです。頭皮は傷だらけになって、そこから雑菌が入り込んでしまいます。例えば、顔を洗う際に、肌に爪を立てる人はいないでしょう。頭皮は指の腹を用いて優しく洗うのが基本です。マッサージをする感覚で洗うとよいでしょう。その際、親指はなるべく使わないようにしてください。親指は力の強い指なのでそこに力が入ると、どうしても他の指にも過剰に力がかかってしまうからです。4本だけだと安定感に欠けて洗いにくいという場合は脇を締めることを意識して洗うとよいでしょう。適度な力加減を覚えることで、必要な皮脂を残し、不要な汚れだけを落とせるようになってきます。

快適な生活を送るために行いたい!かゆみの原因の排除

市販のシャンプーは安全性に考慮して作られているため、正しい洗髪の仕方を守ってさえいれば、無理に他のシャンプーに変える必要はありません。ただし、それは髪や頭皮に異常がみられない場合です。シャンプー自体には問題がなくても、自分の肌質と合わなかったり、正しい洗髪の仕方をしてこなかったりした場合は、トラブルが生じる可能性があります。したがって、頭皮に異常を感じたり、シャンプーが合っていないと思ったりした場合はアミノ酸シャンプーやノンシリコンシャンプーなどといった他のシャンプーを試してみるのがよいでしょう。その上で、正しい髪の洗い方を守るのはもちろんですが、それ以外にも気をつける点があります。例えば、髪の乾かし方です。いつまでも濡れたまましていると雑菌が繁殖しますし、ドライヤーの熱を当てすぎると頭皮が乾燥してしまい、いずれもかゆみの原因となります。このように、頭皮がかゆくなる原因はさまざまです。日頃からその要因となるものを排除して快適な生活を送れるようにしていきましょう。

フケ・かゆみに効くおすすめの薬用シャンプー

頭皮のかゆみ相談室がおすすめするフケ・かゆみに効く薬用シャンプーです。頭皮のかゆみを改善するには、まずはここから始めましょう。まとめ買いをするとさらにお得に購入できます。

ニゾラールシャンプー2%
ニゾラールシャンプー2% 有効成分のケトコナゾールが、雑菌を抑制・殺菌し、フケ、カユミ、脂漏性皮膚炎に効果があります。フケ・かゆみ対策のほか、男性型脱毛症の原因とされる男性ホルモンを抑制する働きもあります。
デノンシャンプー
デノンシャンプー 有効成分のケトコナゾールは、脂漏性皮膚炎をおさえる効果があり、強い痒、フケ、赤い湿疹にも有効です。ジェネリック医薬品のため、従来のケトコナゾール配合の商品より安価に購入することができます。

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